スヌーピーたちの心と時代―だれもが自分の星をもっている
広淵 升彦
定価: ¥ 777
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発売日: 2000-10
発売元: 講談社
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スヌーピー原作の入口にふさわしい名撰集
Peanutsは大好きで、原文コミックも読みます。これはそんな原作の中から、ちょっといい話――落ち込んだり、悩んだりしている人たちに向けて、おなじみチャーリーブラウンとその仲間たちの等身大の生活を通じて、ポジティブに過ごすためのささやかな知恵を与えてくれる話を厳選、紹介したもの。とにかく「いい」選び方をされておられる。特にバイオレットとルーシーの女の子ふたりが「この辺の男子はろくなのがいない、いい人いないかしら…」と愚痴をこぼすお話では、「わたしは正直で、いいユーモアのセンスがあって、かわいくて、傷つきやすい。そんな誰かにあいたいわ…」というルーシーの言葉に感激、将来いい恋愛ができる女の子だなと思う。また自分も母親の消息を知らないながらも、母の日に飛んでくるはずもないママを待ち続ける小鳥ウッドストックを励ますスヌーピーのやさしさ、上記のような名言を残しながらも、「あんたの幸運の星はもう流れてきえちゃった」とチャーリーに毒を吐く相変わらずなルーシーなど……複雑だけど故にいとおしいのが人だろうか。そんなかれらが私は好きで、この本にはかれらの「おいしいところ」が詰まっている。読んで素直に愛着が湧いたら、ぜひ原文に挑戦していただきたい。
社会人は必読かも
PEANUTSコミックを使って、現代の世の中への提案や苦言が散りばめられてます。社会で生きていく上で、もっと自由な生き方や、もっと楽になる方法、でもルールや固定観念に縛られない考え方など、コミカルにシビアに書かれてあります。
忙しい日々に振り回されて、見失っていた大切なものを思い出させてくれるのではないかと思います。社会人の方には、特に読んで欲しい1冊です。
スヌーピーたちの心と時代―だれもが自分の星をもっている
スヌーピーのファンでなくても楽しめます。ピーナッツに出てくるそれぞれのキャラクターが愛情たっぷりに説明されているので、ピーナッツのファンの方は更にそれぞれのキャラクター達を愛しく感じると思いますし、ピーナッツ未読者の方は、ピーナッツを手に取りたくなると思いますし、英語に興味があって原書で挑戦しようと思う方には、良い参考書にもなると思います。(漫画は原文・和訳ともに載っています)
が、私がここでレビューを書きたいと思ったのは、この本が、長い不景気等、社会全体に明るい見通しがないこの時期、頑張ってる人、頑張りきれない人等、すべての人への応援歌のように思えたからです。読み終えた後、元気がでてきます。